漢方治療
ひとりひとりに最適な治療法をご提案します
「漢方」は14世紀ごろ日本に伝わった中国の伝統医学です。
2000年以上の長い歴史の中で経験と臨床を繰り返し、症状や病気を良くする生薬を組み合わせたものが現在の漢方薬です。
複合薬である漢方薬は、身体に穏やかに作用して、じっくりと効果を発揮する代わりに副作用が少ないのが特徴です。
近年では食品汚染や環境の変化などに加えて、ストレスが重なり病気や症状も複雑になってきています。
漢方はいわゆる「病名」ではなく、患者さんの「証」に基づいて処方を決める「随証治療」を原則としています。
すなわち漢方は、体のなかの乱れた機能を調節し調和のとれた状態にすることで病気を治していこうとするものです。
当院では、西洋医薬だけの治療ではなかなか治りにくい病気に対して、漢方薬による治療を行います。
また、副作用のため西洋医薬を使用できない場合には漢方薬を用いることで、安心して治療を受けていただくことができます。