不規則な生活、ストレス、運動不足、飲酒・喫煙…
食生活の欧米化や都市型生活環境の変化などにより、動脈硬化の進行や脳卒中、心筋梗塞の若年発症例が増加しています。
自覚症状では診断しにくい生活習慣病ですが、以下にあげる症状は重大な病気の可能性があります。
心当たりがある方は早めに医師の診察を受けましょう。
症状 | 可能性のある生活習慣病 | |
---|---|---|
全身にあらわれる症状 | 左右どちらかの手足がしびれる | 脳卒中(一過性脳虚血発作) |
全身がだるい日が続く | 糖尿病、肝臓病 | |
体が疲れやすい | 糖尿病 | |
めまいや立ちくらみがする | 脳卒中(一過性脳虚血発作) | |
目にあらわれる症状 | 物が二重に見える | 脳卒中(くも膜下出血) |
上まぶたに脂肪のかたまりができる | 高脂血症 | |
口にあらわれる症状 | 口にしたものをこぼす | 脳卒中(一過性脳虚血発作) |
ろれつが回らない | 脳卒中(一過性脳虚血発作) | |
胸部にあらわれる症状 | せき、たんが増えた | 肺がん、COPD |
ちょっとした運動で強い息切れがする | COPD | |
しばらくするとおさまる胸の痛み | 狭心症 | |
胸やけや胃の不快感 | 胃・十二指腸潰瘍 | |
その他の症状 | 足の親指が激しく痛む | 痛風 |
背中が曲がってきた | 骨粗しょう症 |
高血圧症、糖尿病、脂質異常症などを放置すると全身の血管に動脈硬化が起こります。
当院では頸動脈エコーを行い、動脈硬化の程度やプラーク*のチェックを行います。
*『プラーク』とは、血管壁が限局性に盛り上がってできた隆起性病変で、脳梗塞などのリスク因子と考えられます。
骨密度(骨の強さを表す指標)が低下すると骨がもろくなって骨折しやすくなります。一般的には、20代でピークを迎えた後は、徐々に低下していく傾向にあり、とくに女性の場合は更年期に入って女性ホルモンの分泌が急激に減少し、骨密度も急激に低くなると言われています。
また、食事や運動など生活習慣によっても骨密度が低下する場合があります。
当院では超音波を用いた骨密度の測定を行い、骨の老化をチェックします。
当院では、総合内科専門医としての経験と知識をもとに、重篤な疾患(心疾患や脳血管疾患)のハイリスクとなるこれらの生活習慣病(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)に対し、最新の治療ガイドラインを考慮した生活指導(食事療法・運動療法)を基本とした適切な治療を行います。

肺年齢を知ることで肺の健康意識を高め、
呼吸器疾患の予防・早期発見を!
COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気をご存知ですか?
COPDは空気の通り道である気道(気管支)や、酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気であり、そのほとんどは喫煙によるものと考えられています。進行すると酸素ボンベなしでは生活ができなくなる場合もあります。
当院ではスパイロメーターを用いて、いつでも肺年齢を調べることができます。
禁煙外来
健康のために禁煙が良いことは分かっているけど禁煙するきっかけがなかった方、
禁煙をトライしたけど成功しなかった方・・・当院では保険診療で禁煙をサポートいたします。
内服薬(チャンピックス)を用いて、効率良い禁煙治療が可能となりました。
まずはご相談ください。